おもちゃコーディネーターに聞いた子どもに必要なおもちゃ

子育て

この間、おもちゃコーディネーターの笠井 廣さんという方のおもちゃの研修に行ってきました。お家でも活用できる内容がたくさんあったのでみなさんにもお伝えしようと思います。

さて、みなさんのお家にはどんなおもちゃがありますか?

子どもは普段どんな遊びを楽しんでいますか?

この記事を読んだ後、◯◯◯が欲しくなる人が続出していると思います。

子どもが遊ぶ理由

保育の専門的な話になってしまうかもしれませんが、子どもが遊ぶ理由について少しお話しさせてください。

学生は勉強の毎日ですが、0歳から6歳の子どもは毎日遊んで遊んで遊びまくっていますよね。しかし、子どももただ遊んでいるだけではなく、遊びの中で“生きる力”を学んでいるのです。

“生きる力”とは、自己肯定感や非認知能力などのこと。(非認知能力とは、コミュニケーション能力やリーダーシップなど数値では表すことができない能力のこと)

友達と一緒に遊び、教える、教わることでコミュニケーション能力が高められたり、失敗を繰り返した後に成功した喜びを感じながら自己肯定感を高めていったりと、遊びの中で様々な能力を身につけていきます。

子どもに必要なおもちゃ(戸外編)

おもちゃコーディネーターの方曰く、子どもが必要なおもちゃは泥、水、砂の3つだと言います。

保育業界の中でも泥で遊ぶことは最大の遊びだと有名ですが、保護者の中には服や靴が汚れるのが嫌でやらせたくないと思っている人も多いので、なかなか実行できずにいることも事実です。

このブログを見てくださった方で洋服や靴が汚れるのが気にならないという人はぜひ子どもに泥遊びをさせてみてください。

泥遊びを思い切り楽しんだ後に、子どもの様子を見てみると、言葉で言い表すことが難しいのですが、なんとなくほわ〜んとした、やりきった雰囲気が出ているんです。笑

さすが泥遊び!

子どもにはこの遊びきった、満たされた感覚が大切なんです!

子どもが必要なおもちゃ(室内編)

さあさあ、大変お待たせいたしました。

子どもがお部屋遊びで必要なおもちゃ、それは…

積み木

積み木は子どもの必要な能力を伸ばしてくれる最高のおもちゃなんです!

理由は大きく3つです。

まずは集中力。積み木を高く積み上げる時、高くなればなるほど集中力が必要になってきます。子どもは積み木を積むことで自然と集中力が高まっていきます。

そしてもう1つは自己肯定感。初めにも言いましたが、失敗を繰り返して成功することで子どもは「自分はやればできるんだ」という感覚を掴める。

これって大人が「あなたはできる子」と声をかけることも大切ですが、自分で感じた方が圧倒的に身に付くスピードが違います。

積み木は何度も壊れては作り直してを繰り返して完成した時に「できた!」という喜びを味わうことができるおもちゃです。

そして、表現力を高められるのも積み木の力です。他のおもちゃは、その物の形や役割が決まっているから遊び方も限定されてきてしまいますが、積み木は電車にしたり、建物にしたり、ドミノにしたり、可能性は無限大です。

積み木が欲しくなってきませんか?笑

最後に「ブロックはダメなの?」と聞こえてきそうなのでお答えします。

ブロックは積み木に比べて、壊れにくいので、集中力や自己肯定感の面に関しては積み木の方が能力を高めるのにおすすめです。表現力に関しても、組み立てて色々なものに見立てることはできますが、積み木の方が、組み立てる以外にも遊び方がありますね。

つまり、積み木が優勝!というわけです。

研修で紹介されていた積み木の写真を貼っておきますね。急いで撮ったので、おしゃれさゼロなのは許してください。

昔の遊びをおすすめする理由

おもちゃコーディネーターの方は昔の遊びをおすすめしていました。その理由としては、昔から遊ばれているものは「お金はかからないが、五感を磨ける」。

色水遊びは、色の変化を体験する視覚。こま回しは、紐のキツさや回す強さ、手首のスナップなどの触覚。ハンカチ落としは友達の気配や音を察する聴覚。

色水遊びなど、昔は簡単にできていた遊びも今はなかなか難しい…というものもあると思いますが、お家でできる遊びがあったら楽しんでみるのもありではないでしょうか!

まとめ

今回は子どもの遊びについて熱く語ってしまいました。

この熱は伝わったでしょうか?笑

とにかく!子どもは遊びの中で色々なことを学んでいます。

小さい時からお勉強できるようにと習い事をさせるのもいいですが、見えない力を伸ばした方が大人になってから何倍も役に立つのでは?!と思う今日この頃です。

子どものおもちゃで悩んでいる人はぜひ積み木を買ってみてはどうでしょうか?

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