みんなどうしてる?年齢別・お家の中事情

子育て

今回は保育経験9年の私が、保護者との会話の中で子どもがいる家庭は家の中をどうやって工夫しているかを聞いてみました。

いろいろな家庭があるので、特徴的だったものをいくつか紹介していきますね。

子どもがいるご家族は参考にしてみて下さい。

0歳児のお家

まずは0歳のご家庭から紹介していきます。

親子で寝室は別

0歳の時から親子で寝室を別にしている家庭がありました。

初めに聞いた時には「大丈夫?」と不安になりましたが、モニターをつけていつでも子どもの状態が見えるようにしているそうです。

日本は子どもと一緒に寝て、泣いたらすぐに泣き止ませてもう一度寝かしつけると言うのが主流ですが、海外では「自立した子どもを育てる」と言う意識があり、親子の寝室は別、泣いた時も子どもの様子をみてただ泣いているだけのようだったら、そのまま手を貸さずに自分で寝るまで様子を見ることがあるそうです。

実際に「フランス人の赤ちゃんは夜泣きをしない」と言う本が出ていて、日本の子どもより海外の子どもの方が夜泣きをしなくなる時期が早いようです。

つかまり立ち注意!

0歳後半になるとつかまり立ちや伝い歩きが始まり、活動範囲が広がっていきます。

手が届く範囲に物を置かないことはもちろん、他にも置かないものを決めているようです。

・低いテレビ台にテレビを置かない→テレビに手が届くと容赦無く倒そうとする

・人をダメにするクッションを置かない→顔が埋まって窒息することを防ぐ

・手の届くギリギリのところにものを置かない→届きそうかな?と思ったらとにかくやめる。

と工夫している家庭が多いようです。

1年前、優しいと思っていたお母さんが鬼の形相で子どもと登園してきました。怖くてその時はどうしたのか聞けなかったのですが、連絡帳を見ると「子どもがテレビを叩いて壊しました…」と教えてくれました。それを見て納得。テレビを壊されたら鬼にもなりたくなりますよね。

みなさんが鬼になる前にテレビは子どもの手の届かない場所に置いておいて下さい。笑

1歳児〜2歳児のお家

続いて、1歳児・2歳児のご家庭の工夫です。

柵を購入

柵をあらゆるところに設置するそうです。台所、玄関、階段…子どもが入ってほしくないところに設置しているようです。

保育園でもそうなのですが、柵を設置する時に、子どもがちょうど手が届くくらいの低い柵を設置すると、その先に進めなくても、おもちゃを持ってきて柵の向こうに落とすことがあります。

柵に隙間があるものも同様です。お家の人がそれでも構わないなら、どんな柵でもいいと思いますが、おもちゃを柵の向こう側に落としてほしくない時は、背が高い、隙間のないものor隙間の狭いものを選ぶといいと思います。

サークル

おもちゃのついたサークルを用意しているご家庭も多いです。

常にサークルの中に子どもを入れておくのはおすすめしませんが、子どもから目を離さなくてはいけない時に時々使うならサークルはおすすめです。

楽しいおもちゃがついていると、子どももしばらくの間静かに遊んでいてくれるかもしれません。

毎日保育園から家に帰って長時間サークルにいる1歳児の子どもがいましたが、その子はサークルに入ることがストレスになってしまい、最終的に泣き叫びながらサークルを破壊したとお母さんから教えてもらいました。(「そりゃそうだ。」と心で思いましたが)

サークルを使う時間はなるべく最小限にしてあげるといいかもしれないですね。

おまるや段差

1、2歳児になると、外から帰ってきた時から自分で手を洗ったり、トイレに行くときはおまるに座ってくれたりするようになるので、家におまるや小さな階段を購入して置いておくご家庭もちらほらありました。

おまるは大丈夫だと思いますが、注意しなくてはいけないのは小さな階段ですね。

危険なのはもちろん、子どもが持ち出していたずらを初めて大惨事になったというご家庭もあったので、小さな階段の置き場所には注意して下さい。

3歳児〜6歳児のお家

3歳になってくると色々理解してきて、家のものを破壊するのは悪いことと分かってくれるようになってきたと思います。

それでも破壊する時があるそうですが…笑

今までやっていたイタズラよりレベルが上がってくるので、子どもが静かになった時が危険ですね。

お片付けボックス

成長してきて遊びのレベルも上がり、大きなおもちゃだけでなく、小さなパーツのおもちゃだったり、お絵かきなどでも遊ぶようになってきていると思います。

そんな時に、子どもがどこに片付けたらいいかわかりやすいようにボックスに写真やイラストをつけたり、ボックスの色を変えたり工夫しているご家庭があります。

片付けを渋る時もありますが、どこにしまったらいいか分かりやすくしているので、子どものストレスも少なくなっていきます。

危険なものは隠す

綺麗なロングヘアの女の子がある日、前髪も後ろの髪もガタガタになって登園した日がありました。

ビックリしてお母さんに事情を聞くと、自分でハサミを使って髪の毛を切ってしまったとのこと…

この子は器用だったので髪を切るだけでなんとかなりましたが、目に入ってしまったらと思うとゾッとしますよね。

危険なものは隠すといいましたが、子どもって本当によく見ているので、隠しても見つけてしまうので、手の届かないところか、子どもでは開けられない引き出しにしまっておくのがベストです。

まとめ

いかがでしたか?

どこのご家庭も子どもに危険がないようにたくさん工夫していますよね。

もし参考になるものがあったらみなさんも真似してみて下さい!

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